能登半島地震の避難所に、畳を提供させていただきました

5日で5000枚の約束

 

弊社が参加してます、「5日で5000枚の約束」と言う

 畳業界のプロジェクトがあります。

 

資材・機械メーカー、商社、問屋、畳工場などの会社から

 

 個人畳店まで、畳関連のいろんな業者が加盟しています。

 

目的は

 

 災害時、避難所へ無料で新品の畳を届ける

 

 

 

5日で5000枚 ? ってどういう事?

 

 事前に各自治体と 協定を結び、

 

 災害時に自治体からの要請が来てから

 

 5日以内に5000枚の畳を提供する と言う事です。

 

 

岐阜県内ですと、岐阜市、瑞穂市、高山市などの自治体と

 

揖斐郡内ですと、大野町、池田町も協定を結んでいます。

 

 

なぜか、地元の揖斐川町とは、全て書類を揃えて、途中で止まったまま既に数年経過、、、

 

 

 

弊社が加盟したいきさつ

 

東日本大震災の時に、募金以外に何もできない惜しさ、もどかしさなどがあり

 

  畳屋として何かできないのか? と考えていました。

 

直後に、このプロジェクトが出来ており、当時は

 

畳関連のメーカー、商社、問屋さんが中心となり、大きな畳工場が加盟していました。

 

 

私共のような、個人の小さな畳店は誰も参加してなかったんですが、

 

プロジェクト発起人で代表でもある

 

神戸市の 前田畳製作所さんに

 

「うちのような小さな畳屋でも参加したいです」

 

と問い合わせしてみたら

 

 

前田さんから快く承諾いただき、加盟させていただきました。

 

このプロジェクトの事を知らない人も多く

 

どうせなら、もっとたくさんの畳店が参加して欲しいと思い

 

繋がりのある全国の畳店に呼びかけ

 

あとは、知り合いの有名な畳屋さん達が

 

どんどん広げていき・・・・

 

今では沢山の畳店が加盟する団体へとなっています。

 

 

弊社の今までの実績

 

弊社では、熊本地震の時、

 

九州から四国・中国・関西・東海の順に本部より製作依頼が発令され

 

無染土・無農薬の熊本産イグサを使った畳を6枚作らせていただきました。

 

 

 

そして、今回の能登半島地震では、比較的近い事もあり、

 

 富山・福井・岐阜の順に製作依頼が来ました。

 

今回は熊本産市松織り藺草+クッション入りの畳表に

 

かわいいリラックマの畳縁で6枚仕上げました!

 

 

ちょうど東京出張前日だったんですが、

 

事前に予想して段取りしておいたので、ギリギリ間に合いました💦

 

 

その後、新潟・滋賀・京都・愛知の畳店で作られた畳も

 

届けられており、今日現在、長野・山梨の畳店が製作中との事です。

 

 

復興まではまだまだ長いと思いますが、 畳で少しでも和らいでいただけたら幸いです。

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